収納が少なく使いにくい」「システムキッチンを新しくしたい」「古く汚れたキッチン全体を新しくしたい」。キッチンのリフォームに至る動機は様々あると思いますが、最終的には「今より素敵に、便利に。そして何より快適に」。おそらくこの思いに集約されるのではないでしょうか?

どこをどのようにリフォームすべきか?こちらでは、キッチンのリフォームに関してタイプ別、機能別に紹介しています。「百聞は一見に如かず」。まずは実際の事例をご覧ください。

悩み解決別キッチンリフォーム事例

家事の要とも言えるキッチン。最も多い悩みは「収納スペース」ではないでしょうか。 キッチングッズや調味料などがあふれ、使いにくい現状のストレスを解決した事例をご紹介します。

料理する気が起きないくらい狭い‥

狭さ解決 収納を増やし作業スペースを広げる

収納と作業スペースが少なく、目につきやすい調味料やキッチングッズのせいでかなり雑多な印象のキッチンでした。リフォームすることで作業スペースを広くとり、シンク下の収納スペースも収納力と機能性を備えたタイプに変更しました。シンク上部には便利な水切り棚も設置し、使い勝手も見栄えも格段にアップしています。

同じ広さでもリフォームの仕様で格段に広くなるって本当?

収納の無駄な空間解決 先進キッチンへと変更

システムキッチン下部の収納は開き戸。開閉にスペースが必要な古いタイプです。奥にしまった物の出し入れがしにくいので、せっかくの収納スペースなのに、普段あまり活用できないデッドスペースが出来てしまうのが残念でした。

引き出しや戸棚といった収納を多く確保しました。スライド収納タイプなので空間ごと引き出せ、収納力は格段にアップしています。作業スペースを中央に集約し、ゆったりした広さを確保しています。

換気扇のレンジフードが上部の収納扉と一体化しており視覚的にも美しい印象で「白」がもたらす清潔感は、広がりや開放感も演出してくれます。

もともとは人気の対面型キッチンでした。シンクは壁から離れた場所にあり、それ以外にも、冷蔵庫と収納棚など、スペースと収納のサイズが合わずにデッドスペースができてしまっていました。また、対面型ゆえに洗い物などの際にシンクの水はねも気になっていました。

思い切って、対面キッチンを壁側に移動させました。冷蔵庫を置くスペースを確保した上でキッチンを設置し、繋がりのある広々空間となっています。窓に合わせて、吊り戸棚は小さいサイズのものを採用しました。採光の邪魔にならないようキッチンの「明るさ」にも配慮しています。

システムキッチンには、調味料入れや米びつなどが内蔵され、使い勝手の良さに特化したタイプとなっています。

汚れが古さを感じさせている要因の1つかも?

汚れ解決 見た目も美しいシステムキッチンへ

システムキッチン下部の収納は開き戸。開閉にスペースが必要な古いタイプです。奥にしまった物の出し入れがしにくいので、せっかくの収納スペースなのに、普段あまり活用できないデッドスペースが出来てしまうのが残念でした。

ところどころ汚れも目立ちはじめ、印象的にも古さを感じるようになっていました。蛇口は、捻るタイプの旧式の物で調理中など手が汚れてしまっている時などは特に使いにくさを感じていました。狭い作業スペースも悩みのタネでした。 

白をカラーリングし、統一感を持たせたことで視覚的な広がりを感じさせてくれます。リビング側から見た際のお洒落度も格段にアップしました。 横幅、深さを確保したワイドなシンクは大きな鍋やフライパンが洗いやすく、水栓もレバータイプのワンタッチ式で使い勝手が良くなっています。

どの事例も、使い勝手や収納力が格段にアップしたのが一目で伝わってきますね。